診察・治療方針

診察の目的は「原因」を突き止めること

診察の目的は、病気の原因を突き止めることです。

その子の脈の強さ、筋肉のバランス、腹部臓器である腸管や、肝臓、腎臓、膵臓の状態、心臓の状態や肺の状態をトータル的に把握し、最終的に虹彩の状態を把握することで動物の病気の原因を探っていきます。

動物の病気の原因に「飼い主さんからの影響」があります。

動物の病気の原因を探る一環として、飼い主さんに対しても心理テストや、虹彩分析を行います。動物と、人間、家族の検査結果をトータル的に分析・整理し、動物の病気の原因を突き止めていきます。

虹彩分析・虹彩診断とは

目の茶色部分を「虹彩」と呼びます。
虹彩組織には、飼い主さんの臓器や精神状態のデータが「溝」や「色」、「模様」として記録されています。そこを特殊なカメラで撮影し分析機で分析することで、その飼い主さんが動物にどのような影響を与える可能性があるかが推測でき、動物の病気の原因を読み解く大きなヒントになります。

病気の成り立ちの流れを把握する

病気は、時間の経過のなかで大きくなってきます。

いろいろな原因の積み重ねで、今の病気という状態が出来上がります。

その今までの流れ、「どこで身体的、精神的エラーが生じた」のかを時系列的に整理し、どこにアプローチすれば効率よく治療できるのかを整理します。

治療方針

根本的原因へのアプローチを行う

検査で得られた、「原因」と「原因の順序」をもとに、根本治療を行っていきます。

根本治療とは、根本的な原因に対して行うものです。イラストにあるように、根本的な原因とは症状が認識できていない時期から存在していたものとなります。

正確に言えば、「根本治療を併用する」ということになります。多くの場合、表面的な症状に対してもアプローチしながら、根本的な原因に対処していくということになります。

根本的な原因に対処することで、芋づる式に表面に出ている症状が効率的に改善してきますので、治癒のスピードは加速することになります。

根本治療は飼い主さんが主役。獣医師はサポート役。

多くの場合、根本原因となるのは「昔からずっと続いている事」です。

例えば、食事、空気、人間関係、飼い主さんの精神状態などになります。

ですから、注射や、手術などの治療法ではなく、生活の中で飼い主さんが自ら実践していくことが治療法になります。獣医師はその治療結果と実施内容を客観的に評価し、進行方向を調整する役になります。飼い主さんがきちんと学べる環境や、きちんと生活環境を調整できる情報を提供することが獣医師の役割になります。

飼い主さんが学べば、学ぶほど、病気が治る可能性が上がる!

根本治療は飼い主さんが行うしかありません。

食事を作ったり、運動させたり、コミュニケーションを取ったり、自分自身を見つめたり… その「学び」「気づき」「実行」の場を動物病院が責任をもって提供させていただきます。

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