サニアカ飼い主新聞

【人間と犬の命】
〜わたしは、人間以外の生き物を対等な存在とは見れない〜

2020年10月12日

今日もオンラインサロンで行われている飼い主さんたちの結果報告をゆっくり見ています。
本当に「治療の主役は飼い主」ですね。
飼い主さんからの記事は毎日毎日投稿されるので、本当に励みになる。
ひとつひとつの投稿がみんなの気づきになる。幸せ。。。

今日はA・Hさんの、
【人間と犬の命】
〜わたしは、人間以外の生き物を対等な存在とは見れない〜
を共有しようと思います。

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・・・A・Hさん・・・

【人間と犬の命】
〜わたしは、人間以外の生き物を対等な存在と見れない〜

▼　対等な命　▼
「人間は、人間以外の生き物を対等な存在と見れない」
とサニー校長が何かの記事で仰っていた。
もし、私がココの命を対等な命と思えていたなら、
ココ（犬）が具合が悪い時には、自分が具合悪い時と同じやり方で、食べずに休むという行動を取っていたはず。
でも、食べない事がおかしい事のように思えて、無理矢理にでも食べさせようとした。
もし、私がココの命を対等な命と思えていたなら、
食べ物もいつまでもドックフードに固執しなかったはず。
でも、半年もジプシーをやって、少しでもよいフードは無いのか探し続けていた。
もし、私がココの命を対等な命と思えていたなら、
避妊手術をするかどうか？で悩んだりもしなかったはず。
サニー校長が病気予防の為に、人間でもやりますか？
と動画で仰っていたのを聞いて、『あっ、言われてみれば…』ってはじめて気付く愚かしさ。
『ココは家族だ』と口では言っているのに、
一緒に生活を楽しむ相手ではなく、どこか私は面倒をみてあげている立場だと
上から目線で思っていた。
所有物…と思っていると例えた方がいいのかもしれない。

▼　対等な命として見れない　▼
本当に傲慢。最近、何故か命は誰のものでも無いと思うようになった。
色々な事が怖いと思うのは執着なんだ。
私のものをなくしたく無い…って。
はじめから、私のものなんて何一つないのにね。
動かない植物でさえも、同じこと。
上も下もない。
その命を頂いて、自分達が命を繋いでいる。
この世界の生き物は皆対等。
大切な考えだと思いました。
サニーズアカデミーは、自分一人では、わからない事、気づかない事を教えて貰える場所です。
また少し、気持ちが楽になりました。

私は人間は、彼はココであり、人間以外。
私は人間以外の生き物を対等な命として見れていなかっただけだったんだ。

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▼　サニー校長からのメッセージ　▼
みんな、どこかでわかっているんです。
だけど、社会的価値観の中で、大勢の考えの中で思考停止していく。

現実的に人間の脳には「対等に見れる回路」は存在しない。

それをわかっていれば、

「おっといけない・・・笑、またあなたのことちょっと勘違いしていたわ。ごめんなさい」
「もう一度あなたの声を聞かせて」
「私の行動のどこがおかしかったのか、わからずやだったのか、思い込みだったのか教えて頂戴」
「許してくれる？私、人間だから時々あなたを対等に見れなくなるの。」
ってなれる。

いつでも戻ってこれる。
いつでも取り戻せる。

ただ、自分が人間であり、人間がそういう回路を持っていることを知っていなければ
Hさんの文章でも書いてあるように、
「ドッグフードが当たり前」
「避妊去勢が当たり前」
「散歩は1日２回でも大丈夫」
「毎年ワクチン」
「毎年フィラリア予防」
「下痢で注射」
が当たり前になっていく。

そして、戻ってこれなくなる。

「もし自分だったら・・・」という目線に。

とても単純なこと。
とても簡単なこと。

でも人間には難しいこと。

その難しさも気付けないくらい。
よかったね。戻ってこれて( ^ω^ )