サニアカ飼い主新聞

【飼い主だから言えること】
〜あなたは誰の意見を聞いていますか?〜

2020年10月24日

今日もオンラインサロンで行われている飼い主さんたちの結果報告をゆっくり見ています。
本当に「治療の主役は飼い主」ですね。
飼い主さんからの記事は毎日毎日投稿されるので、本当に励みになる。
ひとつひとつの投稿がみんなの気づきになる。幸せ。。。

今日はA・Sさんの、
【飼い主だから言えること】
〜あなたは誰の意見を聞いていますか?〜
今日は、「治せる飼い主」だから言えるおはなし。
を共有しようと思います。

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・・・A・Sさん・・・

▼ どうすれば治る? ▼
例えば、病気を治した飼い主さんが「△△と投稿している」
それに対して「私もそれをやれば治る。」って思う。

だから、色々調べる。そしてそれをやる。そう行動する。
でも、残念ながらそれでは治らない。

どうすれば治る?

▼ 治す見方 ▼
病気を治した飼い主さんがやったことは、「その飼い主さんの目の前にいる動物を治した」っていうこと。

自分の目の前にいる動物は、その子とは別の子。

そして、目の前の動物を「その子」と見るのであれば、そもそも私も私。
他の誰にもなれない。なる必要もないし、なれるわけもないのよね。
私自身も他の誰かではないし、目の前の動物も、他の動物ではないし、みんな唯一無二の存在。この世に同じなんて存在しないんだよね。

病気を治した飼い主さんが「△△と投稿している」
それに対して「私もそれをやれば治る。」って思い、そして、それを調べ、それをそのままやる。

それは「目の前のその子に対して方法ではない」

目の前の「その子」を見れるようにならないと何も治らない。
目の前の「その子」を見れるようになると治る

▼ 飼い主と繋がる ▼
根本治療をやるとわかる。

目の前の動物を見れるようになるということは、
自分を見れるようになるということ。

皆さんの記事は、私自身では気が付かない(気が付けない)ことを気付くことができる。だから見るし、頑張れる。でも、その人になるために見ているわけじゃないし、治る方法を探しているわけでもない。(ちなみに、最初は探してました(笑))

私はOwner’s Reverieの記事に『わたし』をみている

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▼ サニー校長からのメッセージ ▼
動物病院を開業するときのことを思い出す記事でした。
開業するとき、一番最初に考えたのは「飼い主さんが繋がれる動物病院」

獣医師が病気を治すわけじゃない
実際に動物に接し、動物に食事を作り、動物とコミュニケーションを取っているのは獣医師ではなく、飼い主さんだ。。。
そのことに気づいたとき、「治療の主役は飼い主さん」という今では当たり前のように使っているワードが生まれました。

その主役である「飼い主さん」が繋がることがどれだけ大切なことか。その情報がどれだけ大切か。

実際に腎臓病を治し、実際にてんかんを治し、実際にガンを治す飼い主さんたちが繋がることがどれだけ飼い主さんを助けることか。

それに獣医師は気づかないといけない。開業当時、飼い主さんが飼い主さんとコミュニケーションを取れる病院の構造、落ち着ける床材、リラックスできる色、空気、匂い、カフェ内に病院を作る、市役所の職員ととの攻防、、、

理想を妥協しなくてよかった。

飼い主さんを信じて、
自分を信じてきてよかった。

いつもありがとうございます^_^