エコー検査、超音波検査のリスク

今多くの動物病院で超音波検査をやってくれるところは非常に多くなりました。
しかしまだ動物病院ではエコー検査を頻繁にやってくれたり、すごく上手に行ってくれたりするところはあまり多くないように思います。
なので動物病院に関しては、今後、超音波検査だとかエコー検査の副作用や意外について話題になってくるとは思いますが、人間の医療業界ではもう多くの事が言われているのでそのことも含めてシェアしていきたいと思います。

特に、人間の業界では、赤ちゃんがおなかの中にいる妊婦さんには気を付けてもらいたいと思っています。 

超音波検査って?

超音波(エコー)検査のしくみですが、超ややこしいので、簡単に言います。
超音波とは、人が聴くことができない高い周波数の音波です。 この高い音を臓器に当てて、跳ね返ってきた音を画像に表します。

ボールの壁当てで例えるならば、ボールを固い壁にぶつければ投げた勢いと同じような勢いでボールが帰ってきます。壁がふにゃふにゃであれば投げた勢いとは全然違った勢いでボールが帰ってきます。その帰ってきたボールの勢いを計測して数字化して画像にするということです。まあちっちゃいボールを体の中にたくさんあげて、色々内臓から跳ね返ってきているボールの速度を測定して行くということです。

壁にボールを当て続ければ、その壁が変色したり、その壁が変形したりしていくように、超音波を臓器に当て続ければその臓器は変色したり変形したり、負担がかかっていきます。

それを専門用語的に、簡単に言ってしまえば…
超音波検査での各臓器のスキャンは、周囲の組織や骨を最大安全レベルよりも高く加熱し、組織内の損傷を引き起こす可能性があります。これは、細胞機能および細胞破壊、出血を招く可能性があり、早期の胎児発育に悪影響を及ぼす可能性があります。

超音波検査で大切なこと

基本的に…
「超音波検査はリスクがあると知ること」
「超音波検査の回数を少なく、短時間で終わらすこと」、
「やらなくてもいい場合はやらないこと」
が大切になります。

しかし、超音波検査はなぜやられるのか?

① 医者、獣医師自体が「害がある」とは知らないから
② 医師が診断できないから。
その他の検査で診断名が付かない場合、レントゲンや血液検査、超音波検査などが行われる。
③ 超音波検査機器が高価なため、買ったからには元を取らないといけないから
④ 人は保険診療なので、やればやるだけ検査費用として点数が加算され儲けとなるから
などである。
⑤ 研究のためのデータどりをしたいから。

■超音波検査の害一覧
・何世代にもわたる細胞の異常、
・脳の出血
・肺の損傷
・運動障害
・学習能力
・自閉症および失読症と同様の神経細胞異常
・早産
・流産
・低出生体重
・周産期死亡
・内耳損傷
・発話遅延
・分娩時の胎児の苦痛が増加
・出生時のAPGARスコアが低下
(アプガースコアとは、出産直後の新生児の健康状態を表す指数)
・妊娠中に5回以上の超音波を与えられた赤ちゃんが、
子宮内発育遅延を発症する可能性30%増加

など

検査を受ける目的

あなたはなんのために超音波検査を受けていますか?
あくまでも超音波検査は、病気の診断をつけるために行います。
病気の治療を効率よく進めるために行います。

あくまでも超音波検査は、病気を悪化させるために行うものではありません。
今一度その超音波検査が今必要なのかもしくは、その超音波検査をしなくても他に検査方法はないのか、そしてそもそもその専門家が超音波検査の副作用について知っているのかについて改めて意識を向けて欲しいと思います。

目の前の動物は超音波検査を受けてる時どんな思い出その検査を受けているのでしょうか。
あなたが、超音波検査を受けているとき、お腹の中の赤ちゃんは何を感じているのでしょうか。 

まとめ

今日は超音波検査についてお話しさせていただきました。
超音波検査は非常に有効な検査ですから、超音波検査を有意義に使ってほしいと思っています。先ほどもお伝えしましたが、その際に大切なのは、 
基本的に…
「超音波検査はリスクがあると知ること」
「超音波検査の回数を少なく、短時間で終わらすこと」、
「やらなくてもいい場合はやらないこと」
が大切になります。

てことで、今日もおかげさまで、サニーズアニマルアカデミー、サニー校長でした!
今日も素敵な1日にお送りください(^^)