吐き気止めに注意!!

胃薬として処方される薬のなかで、副作用が分かりづらいがゆえに慢性病の原因になりやすい薬は「吐き気止め」と言われている薬です。いわゆる胃酸抑制剤である。

その他、胃粘膜保護剤に含まれる成分の脳に対する影響や、ピロリ菌除去に使われる抗生剤がどれだけ他の臓器に対して害があるかは有名な話なのですが…もっと、初歩的な話を1つ・・・。

犬猫の場合、食べ物の消化はまず胃で行われ、その消化の程度により、次は小腸、次は大腸というふうに順を追って流れていく。まぁ、川の流れがずっと続いて最終的に海に流れ着くように、食べ物の消化の流れもどこかで途切れることはないですね、当然ですが。川であれば、上流の方で何かが起こればそれは海に行きつくまで影響しますよね。当然。

で、それは「ドミノ倒し」によく例えられますが、一つ目のドミノが倒れれば次のドミノ、また次のドミノと倒れていく。逆に一つ目のドミノが倒れなければ2つ目にドミノすら倒れないですよね。

それは消化の場合も同じ。消化の場合の一番最初のドミノはさっきも言ったように、『胃』です。胃での消化の一番大事な要素である『胃酸』が出ないようにしたらどうなるか。胃のドミノは倒れない。よって、胃でも、小腸でも、大腸でも消化吸収に障害が出てきてしまうんですね。。。

まずは、自分が処方されている薬をチェックしてみて、胃酸抑制薬、吐き気止め、H2ブロッカーなどの表記があったならば、それを減らしていけるような治療に切り替えていってみてください。食事療法や、デトックス、アーシングなどさまざまな治療法と組み合わせたり、そもそも病気の原因にアプローチする根本療法を勉強してみたり。

多くの方が同じ治療を長い間継続し、「ずっと薬飲んでるけど治らない…」と諦めている。あきらめる必要はないんです。違う治療法にシフトすればいいだけなんです。今回の胃薬、吐き気止めというキーワードが、病気が改善する何かのきっかけになれば幸いです。

今日もステキな一日をお送りください(^^)

おかげさまで、サニー校長でした!